目次 -止め処なく

文章にしたいことがたくさんあるのになにも纏まらない、でも一度かたちにしたい。容量不足になる前に手元に取り出したい。だったら一度目次にしてしまえばいいのでは。散らばる思いはツイートの下書きのように並べてしまえばいいのでは。

頭の中に溢れてばかりで纏まらなかったり、かたちになったのにまだ捏ねたり丸めたりして、手に取り出すことをしてこなかった言葉たち。時系列もばらばら。

いつかもう少し丁寧にかたどられるかもしれないもの、あるいはこの場限りかもしれないものを吐き出してみました。 

 

〇スンチョル

・何百回も繰り返し夢に見るくらい想像した戻ってくる日のこと、全部現実になるんだと思って 車内に響くDREAMの歌詞に涙が溢れた。どうか花が開くみたいな笑顔がありますように。きっと、どうか。

・決意と思いの色だと伝わるからもう、泣きたくなるくらい痺れた。いないってわかってるのに探してしまって行き場のない気持ちにどうしようもなくなる時間は今はなくて、どこにいてもすぐに「いるんだ」とわかる髪色が本当に嬉しかった。

・目が離せない そこだけがより一層ひかっているようで 熱というにはやさしすぎる温度を帯びているようで 

・私の横を通り過ぎていくように 置いていかれるように春が来て。あたたかくなってタイツからストッキングに変わるからもう爪が隠れないから足元のおまもりの赤は今晩さよならをすることにした。

・このまま色落ちを迎えたら春に桜色になるのねと思って素敵で 素敵で

・毎日、本当に毎日 난 (Me) を聴いている。

そっと優しく声をかけるようなでも芯があって強くて柔らかい背中を押すような「きみのため」の音もスンチョルは持っているだろうけど、2023年というこの一年を経てあなたが私たちに知っていてと握らせてくれたのはこの音楽だった 勇気と決意と覚悟と、前を見据えて歩いていくことの音楽

https://x.com/sukui_13/status/1741137475417051404?s=46&t=36Pwavq_rbvsFZelpT-nNA

・最後に「죽고 싶었던」と歌われたこと、そのことを'スンチョルが'歌詞にしたということには驚いたけどそのものにはあまりショックを受けなくて。そう感じた自分にびっくりしてどうしてだろうとずっと考えていたんだけど、あそこの重心は「죽고 싶었던 」というそのものではなく、そうであった「自分を受け入れることができた」にあるからだと、私がそう思ったからだと気づいた。

・きっと私たちが思うよりずっと真っ暗闇の瞬間がたくさんあった2023年の、その最後の日に出したソロ曲で自己と向き合ったことを思いを「知っていて」と届けてくれたことも、復帰最初のコンサートで髪を真っ赤に染めてきたことの思いも、ソノゴンが始まる直前に目を瞑って落ち着かせるように呼吸をする表情も、全部 全部

・アーもう わかった お願いだからぎゅうぎゅうに抱き締められて 12人からぎゅうぎゅうに抱き締められてどうしようもないくらいほにゃほにゃの顔で笑って お願いだ

・ソロ曲を聴いて泣いたというファンに「僕は大丈夫だよって伝えたかったんだよ」と返したと知って、そうだよね やっぱりそうだよねと思って涙が溢れた ありがとう あなたのことを本当に

・スンチョル、私はまだ自分の弱さを許せなくなるけれど情けなくて泣きたくなる日もたくさんあるけれど、そんな'自分の弱さを抱きしめてやれない弱い私'を、きっといつか笑って抱きしめてやれるようになりたいと思うよ

・私本当にあなたみたいな勇気のかたちになりたい あなたみたいな向き合い方をしたい自分とも あなたみたいにもっと地に足をつけたやさしさで身勝手でないやさしさで生きていたい

 

〇日々。人生。

・ 知らぬ間に、ちいさな若草色が広がっていた。春の色がじんわりと広がっていることに気づかないくらい忙しなく全てが駆けてゆく。

・ 絶望というのは降ってくるのではなく湧き出てくるものだ。でもよろこびも、しあわせもそうなのだと、知った。

・ときめきを忘れないでいたい。暮れゆく空とか、顔を上げたら白い花と目が合ったこととか、ぴかぴかのケーキとか、吸い込んだら葉の香りがしたとか、ご飯が美味しいとか。

・2024年の目標「自他境界を見直す」かもしれない。目標というか一大テーマ。

これまで傷つけたり傷ついたりしてきたことの要因って突き詰めると全部ここに辿り着くのでは…と気づきました、アタクシ。わかりゃ話ははやい。やりますわよ。

・自他境界って私としては線引きというより、緩みの塩梅みたいな感覚が近い。自他境界曖昧な人・はっきりしている人、そのどちらがよいわるいという話でもなくて、結局「塩梅」の話だと思ってる。だから、他人を踏み躙らず、かつ自分が受け入れすぎず入り込みすぎず、みたいなちょうどよいポジションを模索中。せっかく生きてるし、やるだけやってみる。

・だって私は、私らしさと短所を履き違えたくない。これも私だから、と免罪符にして故意に誰かを傷つけることを許容したくない。ま〜 行き過ぎた自責はもうしないけど!私がよいとこやと思え始めてるところは潰す必要ないからねー 見てるか、私 お前に言ってる。

・生きてて誰も傷つけないなんて不可能ですから でも「あえて」を減らすことは可能。

 

SEVENTEEN

・13人が揃った日の翌日、会社を出発して車を走らせているとき、朝が、白くひかっていた。ひかりで、満ちていた。

SEVENTEENと出会ってからのこと、こびりついた泥を、あたたかなお湯でゆっくりやさしく落としてもらった感覚だった。そうしてもらったときの感覚、いつか忘れちゃうんじゃないかと思って。残しておきたかった。

SEVENTEENって何色にでもなれるね。それで全てがSEVENTEENの色をしている。初めましてなのに、出会ったことがないのに、新鮮なのに、でもとても君たちだと思う。いつも。

 

末に(蛇足)

もしかしてこういうのをちょこっとずつ吐き出すためにTwitter(Xはたぶん50年くらい落ち着かないのでTwitterって呼ばせてね)ってあるんじゃない?と気づいちゃったけど、私はここがよかったのー!と私におこられたので黙ります。

たくさん話したいことがあるよいつも。あーーー!今日もSEVENTEENのこと大好きでした。スンチョルのこと大好きでした。明日も大好きです。イエーイ!生きのびるからね

 

無題

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小さい頃から幸せという言葉が苦手だった。愛という言葉が苦手だった。誕生日は辛くて苦しくて祝う言葉を受け取るのもままらならなかった。「苦しいのは自分だけじゃないし世の中にはもっと苦しい人が山ほどいるから苦しんではいけない」と、幼い頃に貰った枷を外せずに自分を責めて、こうなった原因を憎むのをやめたくてまた自分を責めて、どうなるのかわからない未来に怯えていた。人を傷つけたくなくて、でもきっとそれは一番自分が傷つきたくないからなのだとわかっていた。 他人の前ではへらへら取り繕って、何もわからないフリをして馬鹿にされることで安心して、本当に自分のことが気持ち悪かった。

それでも、人生のなかでぽつ、ぽつと出会った光に少しずつ救われて、ぐちゃぐちゃのボロ雑巾になりながら嵐の夜のなかを歯を食いしばって進むように、どうにか生きることをやめないでいた。

真っ暗闇のなかでふいに出会った光は、鮮烈で、それでいて、どうしようもなく優しかった。

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SEVENTEEN (세븐틴) 'Rock with you' Official Teaser 1 - YouTube

平たく言えば「一難去ってまた一難ぶっちゃけありえない」なこんな日々で、優しい人が馬鹿を見るようなこんな世界で、苦しいことのほうが多いこの人生で、生きなければいけないという義務感が「生きていたい」という思いに変わった。

SEVENTEENがいる世界を、生きていたいと思った。

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 -別垢ツイートより。わかる。ちなみに今は初めから終わりまで全てが涙腺ぶっ刺しポイントになっている。私の「ディノくん」呼びに衝撃を受けた。ディノくんか…(ディノくん…)

オタクは、というか人は、勝手に救われる生き物だと思う。いいように受け取り、いいように解釈して、勝手に救われる。それでも、私にとってSEVENTEENはどうしようもないくらい救いだった。

こんなに辛くない光があるんだと心底驚いた。

それはきっと、彼らが生きていくことの生々しさ、痛みや苦しみや傷や葛藤を、否定しないからだと思う。「臭いものには蓋」をしないからだと、今日までSEVENTEENを見てきて、そう思った。目隠しをするように、辛いことは全てなかったことにして、この傷も嘘だったことにして、そうして幻だけを見せる"優しさ"も、誰かにとっての救いになり得るのだろう。でも、彼らはそうじゃなかったし、だからこそ私は救われた。どうして救われたのか、なんて言語化するのは野暮なことかもしれないけど、敢えて言葉にするならきっとこういうことなんだと思う。

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 -別垢ツイートより。載せるか一時間ほど迷うくらいにはツッコミたいところがある爆ポエムツイートけど、でもね、そうだよね。少なくともこの時の私はそうだったよね。というかこれ打ちながら蹲って泣いてたよね、よかったね私…。

今だって、世の中には憤りを通り越してやるせなさで沈み込むような出来事が溢れかえっているし、日々が漠然と不安だったり、迷子みたいにどうしたらいいのかわからなくて泣き出したくなったり、 変えようのない過去に苦しめられたり、全部やめたくなってしまったり、そんな時があるけど。この人生でSEVENTEENに出会えてよかった。

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                                                          -別垢ツイートより

「この先の人生は "SEVENTEENがいる人生" です」という先人CARATに貰ったお守りの言葉を思い出しては、たまに抱き締める。

今の私は、愛って言葉が大切になったし、誕生日は人並みに嬉しいものになったし、生きててよかったと心から思う瞬間ができたし、幸せになりたいという感覚が生まれたし、苦しいことは苦しいヨーン!って言うようになったよ。わがままになっただけな気もするけど、それでもね、前より笑えるようになったよ。ありがとう、SEVENTEEN

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                                                                   -別垢ツイートより

人は変わりゆくものだけれど、私は最期「あ〜!SEVENTEENに出会えてよかった〜!幸せだったよ!」って笑って幕を閉じたいな。

君たちに寄りかからずに自分の足で立って生きることができたらもっといいのかもしれないけれど、それはまだもう少し時間がかかりそうだから、今はまだ。

今日も愛しています。

13人のいとしさたちよ今日もどうか健康で。